山の遊び舎はらぺこ
保育士日誌

夏の終わり

06/8/30

5メートルぐらいある画用紙にみんなで絵を描いた。
テーマは自由だったので、画用紙の様々な場所に陣取り
ダイナミックに皆描けていた。
そんななか、休み中見に行ったのだろう、花火大会の
絵を描いている子が数人いた。
どの絵も音まで聞こえてきそうだったが、
それがゆえ、夏の終わりを告げてるような気もし
次の季節がゆっくり動きだしているようだった。

午後、森の中の沢まで散歩。
またまた、見たことのないようなカエルに出会う。
名前と言うのは不思議なもので、
一旦名前を持ち出すと、そのフィルターで対象物と
つきあうようになるので、その対象物のことが
わかった様な気になってしまうことが往々にしてあるような気がする。
むしろこの時期は、名前は三の次、四の次ぐらいで、
その前にもっともっと自然の対象物と
向き合い、先入観なく小さな命とどんどん触れあう体験が必要だと考えるが、
そろそろはらぺこにも図鑑を用意しようかな。
ちょっと考えとこ。
まあきっと子どもたちは、そんなこと、軽々と飛び越えて行くんだろうな。


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