山の遊び舎はらぺこ
保育士日誌

ブルーバード

06/11/8

予告通り
開放日でいも煮会。
以前勤務していた保育園で
かなり昔「いも煮会やろうよ」と提案したのだが、
それを実行したのか、行わなかったのか
記憶にない。
今日つくりながらも
どの辺のところをフィニッシュとするのか
何も思い出せなかったので
たぶんやらなかったんだろうな。
だとすると、言い出してから
約10年ぐらい経って夢が叶ったということになる。
実際、そのぐらいおもしろかったな。

開放日では今回もたくさんの人たちに遊びに来ていただいた。
地域に定着しそうで大変嬉しい。

小さいお友だちには、
こんにゃくを手でちぎってもらったり、包丁で大根やニンジンを切ってもらった。
味付けははらぺこ味噌で、もちろん芋もはらぺこ産。
作るのにはかなり時間はかかったが、みんなおかわりをして食べていた。

おかしなことをいうようだが、
みんなでつくりながら、考えていたことは
ブルーバードについてだ。
以前から、はらぺこにはブルーバードが飛んでいると感じていたが
今日はそれを特に感じた。

ブルーバードとはなにか。
簡単に言ってしまえば「希望」ということだろう。
「希望が舞い上がる瞬間」というものを
今日はしっかり味わった。

眩しい青空の下、ひとりづつ包丁や野菜と向き合い、
初めて出会う仲間とも楽しい時間を過ごす。
飽きたら飽きたで別の生きる道もあり、
戻ってくる自由も保証されている。
経験を積むことによって信頼関係も充実して
本当の自分というものを受け止めてくれる仲間が生まれる。

そんなことをひとくくりで、ブルーバードがはらぺこ周辺をほがらかに
飛んでいると、想像するこちらも幸せになる。

とにかく充実した一日でした。


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