山の遊び舎はらぺこ
保育士日誌

6月6日って雨ジャージャーだったっけ

07/6/8

「きょうはおひるからあめだって」
「いちにちじゅうはれだって」
などとその日の天気の話を子どもたちとするのが
日課となってきた。
自分はいつごろから
天気予報なるものを意識しはじめたかなあ。
空模様や夕焼けの具合、つばめの飛び方にいたるまで
天候の変化を事前に読み取り、
そのための準備と心構えをするというのは
はらぺこ生活にとっては
とても大切な儀式なのだが、
今日もそんな読み取り方で
カッパを持って
畑に出かけた。

出かける時から怪しかった雲行きは
畑に着き
タ−プを張って食事を始める頃には
適中し、ポツポツと降り始めた。
それでもデザートまで食べ、
持ってきたカッパを着込み
自分の荷物を用意して
再び園舎に帰る。
このことをこうやって
文章にすると
なんと非生産的な時間だったことか
と思うが、
実際は
なんだか充実した気分で過ごした時間だった。

ここに3年目のはらぺこのちからが潜んでいるのではないかと
重い一輪車を押し上げながら帰路考えた。

西の山がみるみる暗くなり
吹き渡る風に鋭さが加わり
さあ、こりゃあ大変だ
と慌てふためきながら
そんな今日を楽しんでいる自分もいたりする。
日常の中のちょっとした非日常を
楽しめるほんの少しの余裕。
そのちからが
毎日を
昨日の繰り返しにしていないのだ。

ということで、
本日の畑仕事
何も進まず。


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