山の遊び舎はらぺこ
保育士日誌

はらぺこ春まつり

08/6/7

たとえば、
保育園や幼稚園、もしくは学校等は
日案、週案、月案そして
年間計画に基づいて
日々の生活が営まれる。
はらぺこでも
大きな行事などは
年間計画に組み込み
大きな流れをつくっている。
それはそれでいいのだが
それだけではくみ取れないような
時間や季節の流れもあり
偶然性に左右されるようなもののなかにも
面白さがあるのだろう、と考えた結果、
今年のはらぺこでは
少しだけ
はらぺこ独自の時間軸を設定してみる事にした。

そのひとつが
「季節を感じること」で
カレンダーや暦以外の所で
なにか象徴的なものはないかと考えた。

長い冬からじわじわと溶け出すように季節が変わり
まるで人生にも例えられるような「春」に
相応しい
ささやかな
でもその年のはじまりを祝うような
「春まつり」をおこなおう。

おこなうタイミングは
その年
散歩に出かけ
最初に鹿の角を拾った日から三日後。

鹿は
森の使者。
その落とし物で
私達は
一喜一憂してみよう。

そんなことを考えたが
いざ探すとなると
なかなか見つからない。

6月にもなり
今年の春まつりは
こりゃないな、と思っていた矢先
先日、森の斜面で子どもが
「しかのほねがあった!」

見ればそれはまぎれもなく
おおきなおおきな鹿の角!

ということで
9日の月曜日に
「はらぺこ春まつり」を
ささやかながらおこないます。
当日はどなたでも参加できます。

子どもたちに
「お祭りで何したい?」と尋ねると
「やきそばたべたい!」
ということなので
やきそば用のお皿と箸
それからコップを持って来てください。

よろぺこ。


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