山の遊び舎はらぺこ
保育士日誌

空焚き終了

08/2/7

昨日は
「焼きおにぎり」の日。

そもそも
飯ごうでごはんを炊くチャンスは多いが
子どもたちがおにぎりをつくったことはない。
どうせつくるなら
このシーズンは焼きおにぎりでしょ。

おにぎりの場合
かなりのお米を必要とすると考え
結局、18合のお米を
飯ごうで炊いた。
はらぺこでもっている飯ごうすべてをいっぱいまで使ったのだが
結果的には風邪でたくさん子どもが休み、
それに救われたような形で
ぴったりの量だった。
全員来ていたら
あきらかに足りなかった。

おにぎりには味噌をぬる。
これは今年作った味噌を初蔵出し。
今年もとてもフレッシュでおいしい味噌が出来ていた。
炭火で焼いて
香ばしくなり
こりゃ旨いぞ!という感じ。
さらに子どもたちが持参した漬け物をかじる。

そしてもうひとつ
今回、いつもと違うのは
子どもたちが水とうのかわりに湯飲みを持ってきた事。
お茶をいれて、みんなでつぎあった。

お茶をつぎあうって
なにげない事だけど
これがいつもとは違う時間をつくりだした。

おはずかしい話だが
はらぺこには今まで急須というものがなかった。
急遽買ってきたのだが
これからは度々使おうと思う。

そして今日、
ただの思いつきだが
「りんごまつり」とさせていただく。
いただいたりんごを食べてしまおう
というだけだが、
まあ、気は心。

今シーズン数回行った「焼きりんご」をダッチオーブンでつくる。
そして更に、さつまいもをいただいたので
油で揚げてフライドポテトをつくった。

この、「油で揚げる」というのもはらぺこ初。
とても上手くいったので
これも度々行ってみようと思う。

いただいたりんごだが、
これはいつも散歩で遊びにいっている神社の前にあるりんご畑のもの。
その畑を行っている方に度々会い、子どもたちが挨拶しているうちに
お話をするようになった。

このシーズンにも
りんごの木にいくつかの実がついている。
「どうして?」と尋ねると
「食べに来る鳥たちの為にのこしてある」のだそうだ。

先日雪が降った後にも散歩にいった。
りんご畑には誰もいなかったが
気持ちのいい雪野原だったので
寝っ転がってたくさんカラダの跡をつけてきた。
すると数日して
「こんな寒い時によく遊びに来てくれた。たくさん足跡があったから
きっとはらぺこの子どもたちだろうと思って」と、
わざわざりんごとそのりんごを絞ったジュースを持って来てくださったのだ。
まったくもって
「りんごまつり」で食すのにふさわしいりんご。
ありがたいことだ。

それでもって
明日は
「野菜炒め」をつくろうと思いたつ。
早速、帰りに中華鍋を買ってきた。

さあ、どんな時間を炒めようかな。


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