山の遊び舎はらぺこ
保育士日誌

春スープからすべては始まる

09/4/19

入園からはや一週間が過ぎた。
この場所で春の保育ははじめてだが、
子どもたちの様子をみていると
春を満喫しているような。

春と言っても
今年は随分せかされているような春で
あれよあれよという間に葉桜で
あれよあれよという間に虫たちやカエル、ヘビたちが動き出した。
何と今日は草刈りまでしてしまった。
草の成長が早いんだよね。

この一週間は賑やかながらも穏やかな日々で
なんだかちょっと心配になっちゃうくらい。
まだまだ気持ちが張り詰めてるんだろうなあ。

泥遊びがかなり盛り上がっている。
いつも思うけど
土からは人はかなりのエネルギーをもらっているような気がする。
以前にくらべて
子どもたちがつくる泥団子のサイズが大きくなっている。
メガダンゴだ。

先日ついにその泥ホットケーキを本当にたき火で焼いてみた。
「こりゃあまだちょっとなまかもしれん」とかいいながら焼いてたよ。
なので次の日には本当のパンケーキを焼いた。
しかも園舎のまわりに自生している浅葱たっぷりで。
そして更にその次の日には、陶芸用のこな粘土をこねて遊ぶ。
てのひらほいくだなあ。
もしくはコネコネデイズ。

鳥のさえずりが本当に賑やかなシーズンだけど
はらぺこの子どもたちのさえずりもなかなかどうして。

来週も様々な春を味わっていこうと思う。


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