山の遊び舎はらぺこ
保育士日誌

脱走者続出

07/6/15

はらぺこの畑は
もともと田んぼだった。
なので
どちらかと言えば
土が乾燥しないで常に湿っている。
水がじくじくと染み出している。
生えてくる草も
そういった湿気を好むものが生えてくる。
それが何かといえば、
セリである。
野生のセリが群生でそこかしこに生えている。

そのセリがおいしいと
食べる生き物は人間以外には
キアゲハの幼虫である。

したがって
はらぺこの畑には
あっちにもこっちにも
キアゲハの幼虫に出会うことができる。

このところ畑に行くと
子どもたちがこの幼虫を集める。

集めるだけ集めて
あまり面倒を見ようとしていないので
今日はそのことについてどうするのか
子どもたちに問いただす。

「にがす」「ながいきさせる」「かう」
などいろいろと話としては出るが、
自分が餌をとってきて飼い続けるという気概をもっているようには
思われなかった。

でも結局はらぺこにまで持ってきたので
うまくつき合っていければいいなと希望を持つ。

いつか
「キアゲハの里 はらぺこ」となるだろうか。

カブトの幼虫とのトレード希望。


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